【日本製鉄】君津地区高炉見学に行ってきました!
24卒投稿者です😎
先日、【日本製鉄(にっぽんせいてつ)】 東日本製鉄所 君津(きみつ)地区の高炉見学に参加しました!
日本製鉄は鉄鉱石から鉄を生み出す鉄鋼メーカーであり、まさに鉄が世の中に送り出される「原点」とも言える存在です。
当社は日本製鉄などの鉄鋼メーカーから仕入れた鉄を製造メーカーへお届けする役割を担っています。
今回の見学では、巨大な高炉で鉄が生み出されるダイナミックな工程を間近で体感し、鉄が作られるまでの過程を学ぶことができました。
いざ高炉見学へ
君津高炉の広さは東京ドーム約220個分に相当するそうで、その広さゆえに、歩いての見学ではなくマイクロバスに乗せていただき見学しました。
一番感動したのは、銑鉄(せんてつ)から鋼(はがね)を製造する製鋼(せいこう)エリアです。藤田金屬の本社3階に相当する高さまで階段を上り、中に入ると、暗く広がる空間が奥深くまで続いていました。
奥から大きな音と共にやってきたのは、上から吊るされた巨大なバケツ。その大きさは一軒家ほどあったかと思います。私たちの近くまでやってきたバケツの中には高炉で作られた銑鉄がたっぷりと入っており、転炉(てんろ)に注ぎ込まれていきました。
暗い工場内で、白い光を放ちながら熱く流れる銑鉄の迫力に、思わず心臓がドキドキしました。
鉄を生み出すのは「人」の力
鉄を作る工程はあまりにも壮大で、これまで深く意識していませんでしたが、今回の見学を通じて、そのすべてが「人」の手によって操作され、支えられていることを改めて実感しました。
たとえば、銑鉄(せんてつ)が入っている大きなバケツを運ぶクレーンは、人が乗って直接操作していました。また、近くで操作できない場所では、飛行機のコックピットのような部屋から遠隔で機械を動かしている様子も印象的でした。
これまで、高炉や機械は自動で動いているようなイメージを抱いていましたが、実際には現場で働く方々が調整を行い、一つひとつのプロセスを丁寧に管理していることを知りました。
最後に写真撮影
見学した全員で第四高炉の前で集合写真を撮りました。
この写真だけでも、錆(さび)をまとった高炉がまるで映画の世界に入り込んだような非現実的な雰囲気を醸し出しているのが伝わるかと思います。
周囲の草木もくすんだ色合いをしており、錆に覆われた景色全体が独特の世界観を感じさせますよね…!
今まで見たことのない世界に終始わくわくしながら見学しました(*^^*)
コメント
普段、会社説明で「藤田金屬の役割は、鉄鋼メーカーから仕入れた鉄を製造業や建設業のお客様に分配することです」と学生の皆さんにお話ししていましたが、正直、鉄鋼メーカーについてはどこか知った気になっていた部分がありました。
今回の見学を通じて、藤田金屬の工場に届く「鉄」が、これほど迫力ある工場の工程を経て作られていることを肌で実感しました。その壮大なプロセスを目の当たりにすることで、藤田金屬の役割の重要性と責任の重みを改めて感じました。
とても貴重な見学体験でした!