入社6年目の採用担当が思う面接のコツ【第二弾】

2025年4月18日
カルチャー

前回のブログでは、自分自身をしっかりアピールすることの重要性についてお話ししました。しかし、アピールするだけでは不十分です。今回は「企業に興味を持つこと」の重要性についてお伝えしたいと思います。

企業への興味を持つことで伝わる思い

面接で企業に対して何に魅力を感じ、どんな点に興味を持ったのかを伝えることができると、企業側はとても嬉しく感じます。「この学生は当社に関心を持っている」「事業内容や企業の文化を理解している」と感じるからです。

例えば、あなたが「御社の〇〇事業に強い関心を持っています。特に△△の取り組みがすごく印象的でした」といった具体的な内容を話せれば、企業側にとってはとても価値のあるフィードバックです。企業側は、あなたがどれだけ自社に関心を持っているかを知りたがっています。それが伝わると、「この学生は本当に当社に興味を持っているんだな」と感じることができ、もっとあなたの事を知りたいと考えます。

企業と学生、互いに興味を持つことが大切

面接は一方通行のコミュニケーションでは良くありません。企業側はあなたがどういった人物なのか、どのような経験をしてきたのか、そして会社で活躍していける人材なのか、興味を持っています。一方で、それだけで面接が成り立つ訳ではなく、学生の皆さんも、選考を受けている企業に対して興味を表してほしいのです。

「自分をアピールする」だけでは、ただのプレゼンになってしまいます。面接は、企業と学生が互いに興味を持ちながら会話をする場です。企業側が学生に対して持っている関心と同じように、皆さんも企業に対してしっかりと関心を持ち面接に臨んでほしいのです。

学生の皆さんは、自分の経験や取り組みを面接で話しそれに対して「すごいね」「とてもいい経験をしたね」と言われると嬉しいはずです。それは、自分に興味を持ってもらえ、認めてもらえたと感じるからだと思います。この心理は企業側も同じです。学生が「自社に興味を持ってくれている」ということが確認できると、とても嬉しく思います。

自分の経験を語るだけでなく、企業の事業内容や文化に対する理解を示すことができると、企業側も自社を認めてもらえていると感じ、あなたに対しての興味や関心がより深まります!

企業に対しての「興味・関心」を伝える方法

では、どうすれば企業に対して「興味・関心」を伝えることができるのでしょうか。大切なのは、企業の事業内容や特徴、強みなど事前にリサーチ(企業研究)し、理解しておくことが重要です。そして、面接時に志望動機や事業内容について質問をされた際に伝えられる準備をしておくことをお勧めします。

藤田金屬の場合、当社を受けようと思った”きっかけ”や”理由”、”就職軸”を聞くことが多いです。この場面が伝えるチャンスです。HPや会社説明会を聞いて「魅力に感じた事」や「興味を持った事」、「自分自身の就活軸にマッチしている部分」など企業について調べたことを伝えてほしいです。

「御社が手がけている〇〇のプロジェクトについて、△△という点が非常に魅力的でした。自分もその分野に強い興味を持っており、〇〇の部分で貢献できると思います」といった難しい回答を求めているわけではありません。(このような回答をしていただければすごいなと思いますが…)事業内容を間違わず、率直に魅力を感じてた部分を伝えられれば大丈夫です。

 

ただ単に自分をアピールするのではなく互いに興味を持ち会話をすることが、より良い面接時間を作り出せる鍵です。自分らしさを大切にしつつ、企業に対してしっかりと興味を持ちながら臨めばより良い結果を生むはずです!あなたの思いが企業に届くことを願っています!