24卒内定者が燕支店を見学してきました!
内定者という目線で見学していただきブログを書いていただきました。
2023/10/02に24卒内定者が燕支店の工場見学を行いました。
今回は燕支店の工場を紹介します。
燕支店の工場紹介
メーカーから届いたステンレス製のコイルの写真です。
重さ:6~7t(約車6台分になります)
幅:1,000㎜、1,219㎜
加工方法を紹介します。
1つ目はスリッター加工です。
スリッター加工とは、鉄鋼メーカーで作られたコイル状の鉄板を、上の写真のような機械でお客様のご要望のサイズ幅にカットし、ロール状に巻き取っていく方法です。
切断サイズを指定して細かく調節できます。例えば、46mmの幅にカットする場合、下の写真の輪っか(スペーサーライナー)を使用して、40mmの輪1つと6mmの輪を1つを組み合わせます。
そのようにしてスリッター加工が行われます。
2つ目はレベラー加工です。
上の図のように、ステンレスのコイルに極限まで圧をかけて伸ばし、反りや曲がりを無くし、平らに加工する方法です。実際に工場で撮影したレベラー部分が下の写真です。
レベラー加工後のステンレスはこのようになり、お客様に納品されます。
またステンレスの場合、極小の傷さえも付いてしまうと製品になりません。そのため、下の写真のような青いフィルムを貼ったり、合紙を挟んだりして細心の注意を払っています。
スリッター加工の場合、下の写真のように合紙を入れながら巻き取ります。
加工されたステンレスは…
燕支店で加工されたコイルは製品となりこのような形で皆様のお手元に届きます!もしかしたら一度は使ったことがある製品があるのではないでしょうか。
ものづくりの街として知られている燕市の背景には、このような様々な加工が施され、歴史ある地場産業を支えています。
そして、私たち藤田金屬株式会社は地場産業の発展に貢献し続けます。
内定者の感想
A:今回燕支店を見学させて頂きました。大きいコイルがお客様の元まで届けられる光景を拝見でき、貴重な経験になりました。ありがとうございました!
B:4月から自分がどのように働くかのイメージをすることができ、身の引き締まる思いをしました。ここでの教訓を生かし、今後の大学生活や来年度から頑張っていきます。
C:地場産業を支える燕支店の裏側を知ることができ、非常にいい経験になりました。社員の方々が温かく教えてくださいました。ありがとございました!
D:ステンレスの加工には想像以上に手作業を組み込んでいたり、繊細な工程が有ったりと感心させられる事ばかりでした。今は無意識にステンレス製品に目がいくようになりました。燕支店の皆さん、見学させていただきありがとうございました。
E:加工されたステンレスはお客様の手元に届くまでに様々な工夫が施されていることにとても感心しました。私自身も地場産業や地域経済の発展に貢献する一員になりたいと強く思いました。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
24卒内定者一同、これからも頑張っていきます。今後ともよろしくお願いいたします。